計算問題

計算問題では、小テスト実施時に値と置き換えられるワイルドカードを使用した数値問題を作成できます。
下記はメインの編集ページを縮めた入力サンプルです:

問題:
表示イメージ:
正解の公式:   
許容誤差: ±
許容誤差タイプ:
有効数字:

この問題には、テキスト入力欄および「正解の公式」 {a} と {b} があります。これらの変数およびその他の {name} は、小テスト実施時に値と置き換えられるワイルドカードとして使用されます。また、データ送信時に「正解の公式」を使用して正解が計算されます。「正解の公式」は、ワイルドカードが値と置換された後に計算される数式です。ワイルドカードの値は、後のページにある計算問題の「編集ウィザード」で設定または生成されます ...

例では演算子 + を使用しています。他に使用できる演算子は、-*/ と余剰演算子の % です。また、PHPスタイルの数学関数も使用することができます。次に引数が1個の関数を24個あげます:
abs, acos, acosh, asin, asinh, atan, atanh, ceil, cos, cosh, deg2rad, exp, expm1, floor, log, log10, log1p, rad2deg, round, sin, sinh, sprt, tan, tanh

そして、引数が2個の関数を2個あげます
atan2, pow

関数 minmax には、2個またはそれ以上の引数を渡すことができます。引数が不要な関数 pi を使用することもできますが、括弧を忘れないでください - 正しい使い方は、pi()です。同じように、他の関数も括弧内に引数を必要とします。使い方の例は、sin({a}) + cos({b}) * 2 です。cos(deg2rad({a} + 90)) のように関数を入れ子にしても問題はありません。
PHPスタイルの関数の使用方法に関しては、PHPウェブサイトの文書をご覧ください。

数値問題として、すべての解答が正しいものとして受け入れられるようマージンを設定することができます。「許容範囲」のフィールドは、マージンを設定するために使用します。許容タイプには、相対度数、名義尺度、幾何平均値の3つがあります。小テストの答えが200と計算され、許容範囲が0.5の場合、それぞれの許容タイプは次のように動作します:

相対度数: 許容範囲は正解に0.5を掛けて計算されます。この例の場合、許容範囲は100となり、正しい答えは、100と300 の間 (200 ± 100) になります。
これは、正解の大きさが、ワイルドカード値の間で大きく異なる場合に有用です。
この許容タイプは、異なる正解間の差が小さいときに有用です。

名義尺度: これは一番シンプルな許容タイプですが、非常に強力というわけではありません。正しい答えは、199.5と200.5 の間 (200 ± 0.5) になります。
この許容タイプは、異なる正解間の差が小さいときに有用です。

幾何平均値: 許容範囲の上限は、200 + 0.5*200と計算され、相対度数と同じ値になります。下限は、200/(1 + 0.5)と計算されます。正しい答えは、133.33と300の間になります。
これは、相対度数の許容範囲が1またはそれ以上となるような大きな値を持つ必要がある場合、上限は受け入れることができても、すべてのケースで下限ゼロになることは受け入れることができない場合の複雑な計算に有用です。

有効数字フィールドは、正解がレビューやレポートにどのように表示されるかにのみ関係します。例: 有効数字3で、正しい答えが13.333の場合、13.3と表示されます。1236は、1240と表示されます。23は、23.0と表示されます。

フィードバックフィールドおよびオプションフィールドは、数値問題と同様の動きをします。

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